鍋島の猫騒動(佐賀の夜桜)
どんな伝承か
鍋島の猫騒動(佐賀の夜桜)の由来譚。佐賀藩主松平丹後守重光の勘気に触れ手打ちにされた龍造寺又七郎の母が自害し、その血を舐めた飼猫が姿を消した。延宝二年三月、江戸の澁谷にあった鍋島家下屋敷での夜桜の宴で、猫は近習の母や愛妾に化けて太守に害をなそうとしたが、小森半左衛門らに退治されたと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
動物妖怪譚(日野巌・日野巌・動物妖怪譚・大正・昭和初期)
博物学者・日野巌の古典的妖怪研究『動物妖怪譚』の前半(總論〜多爾具久)。