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所在地大阪府大阪市西区土佐堀白子町
年代文政七年
登場富士川游、医学者
出典迷信の研究

どんな伝承か

大阪市土佐堀白子町の、雲州松江侯の御蔵屋敷内にあった鎮守の稲荷の社の話である。神前に奉納されている竹の皮の笠を乞い受けて持ち帰り、これを礼拝すれば、小児の疱瘡が治るという。そして新たに同じような笠を求めて奉納するのである。『神仏霊験記図会』(文政七年刊行)に出るもので、今はないという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

迷信の研究(富士川游(監修)・富士川游・医学史/迷信研究・昭和初期)

医学者・富士川游が監修した『迷信の研究』。迷信を医学史・民俗学・心理学の立場から体系的に分類・解説した大著で、二百数十項目にわたる。總體では迷信の定義・歴史・階段・根本(原始的宇宙観)・暗示・妄想・科学との関係・心理(錯視現象)・光明面(フレーザー)を論じる。身體では人体十二宮・七曜・五行配当、厄歳とその俗説、相生相尅・男女相性・有卦、女が夫を殺すとされる丙午の迷信と天明・弘化のさとし書を扱う。

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富士川游總體疱瘡除け奉納物

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