小海屏風岩のかっぱ渕
どんな伝承か
長野県南佐久郡小海町の小学校の裏にある屏風岩の下には、かっぱ渕と呼ばれる淵があり、かっぱが住んでいて子供が水浴びに行くと引きずり込むといわれていた。かっぱ渕では時おり小さな渦が巻き、淵の表面には大きな水の泡がわいてくるという。淵の南側にはいぼ岩という岩があり、天気の良い日にはかっぱが頭の皿を干しにのぼるので、その岩の上はいつも濡れているのだと伝えられている。出典は『南佐久郡口碑伝説集』。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話(南佐久郡(編)・南佐久郡誌・自治体史(民俗))
『南佐久郡誌 民俗編』第十三章所収の伝説・世間話。長野県南佐久郡に伝わる口承を採録する。