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雨を知らせる馬流の蛇石

所在地長野県南佐久郡小海町馬流(蛇石)
年代伝承
登場里人
出典南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話

どんな伝承か

馬流の裏山に蛇石と呼ばれる石がある。長さ一間半、幅一間、高さ三尺ほどで、蛇が地面から頭だけを突き出したような姿をしている。この石が温まってしずくをぽたぽたと垂らすと、決まって雨になるという。日照りが続いて雨が待たれるころには、村人は石の様子を気にかけながらそばを通る。昔、八ヶ岳に棲んでいた大蛇が山崩れに押し流されてここまで運ばれ、そのまま石になったのだと伝えられている。

原典より

この石が暖まってポタリポタリしずくが落ちると、きっと雨が降る。—— 南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話(南佐久郡(編)・南佐久郡誌) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話(南佐久郡(編)・南佐久郡誌)

『南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話』は、長野県南佐久郡の郡誌民俗編から、第十三章「伝説と歌謡」の昔話・伝説・世間話の部分を収めたものである。郡内に伝わる鳥呑み爺や古屋のもりなど十一話の昔話、離山・白駒の池・おかんばあさんなどの伝説、光り物・あずきとぎ・天狗・かっぱ・狐火・家つき童子などの世間話を集める。伝説の後半には藤沢衛彦編『日本伝説叢書・信濃の巻』から佐久に関わる話を原文のまま引き、世間話は話題ごとに体験談を並べる。

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