河童の棲む常堅寺裏の足洗川
どんな伝承か
遠野には河童寺の名で知られる常堅寺がある。本堂の裏手を流れる足洗川には河童が棲むと言い伝えられ、いまでも小学生などがこの川で溺れることがあるという。近辺の人々はそれを河童のしわざとみなし、川に近づいてはならないと戒めているそうだ。この寺には帽子をかぶせられ着物を着せられた「おびんくるさま」という仏像もあり、身体の痛むときに同じところを撫でると治るとされるが、その正体は分かっていない。さらに一〇センチほどの黒い石があり、写真に撮ると肉眼では見えないマリアの像が浮かび出るとも伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集