寺の門を通った人玉
どんな伝承か
長野県南佐久郡小海町に伝わる話。昔、人だまが寺の門のあたりを通ったという。人だまは死の二、三日前や死の直後に人体から離れる青白い玉とされ、座敷の方から出れば男、台所の方から出れば女と判じられたと伝わる。もっとも、山鳥の尾も光るというから、目撃されたのは山鳥だったのかもしれないと『小海町志』は付け加えている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話(南佐久郡(編)・南佐久郡誌・自治体史(民俗))
『南佐久郡誌 民俗編』第十三章所収の伝説・世間話。長野県南佐久郡に伝わる口承を採録する。