川女郎につけられた話①真鍋モトエ
どんな伝承か
真鍋モトエさんの話である。若い時に夫と一緒に里へ行き、二人で連れ立って帰る途中で夫を見失った。いくら呼んでも返事がないので、隠れているのか、一足先に帰ったのだろうかと思い、自分も家へ帰って来た。家に帰ってから探しても夫は居らず、これはどうしたことだろうと方々を探しまわると、山の畑でぼんやりと立っていたという。これは川女郎につけられたのだと言っていたそうである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
ダムに沈む ―香川県長尾町前山地区民俗誌(武田明・高橋克夫ほか・現代(民俗誌))
香川県長尾町前山地区(ダム建設で水没した地区)の民俗誌。