額に登ってくる観音
どんな伝承か
ある日、中岡桂園の胸の右下から額の真ん中まで小さな橋がかかり、「カンノンじゃ、カンノンじゃ」という体が割れるような大声がした。赤い鼻緒の草履に白い着物、黄色の上着をまとった愛らしい小さな観音が橋を登ってきて額の上に立ち、なおも「カンノンじゃ」と告げる。両手をついてお辞儀をすると観音はしだいに大きくなって中岡と同じ背丈になり、「わらわはお経に出るような偉い観音ではないが観音は観音じゃ。今日からお前と一緒におる」と語ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・昭和)