トップ群馬県の伝承みなかみ町

誤ってオスに入り圧死した旅芸人

所在地群馬県利根郡みなかみ町相俣
年代明治
登場筒井功、石倉篤太郎、民俗研究者、ゴゼオスの位置を伝えた猟師
出典村の奇譚 ― 里の遺風

どんな伝承か

水上温泉方面と相俣とを結ぶ山越えの近道は「赤谷越え」とも「仏岩越え」とも呼ばれ、その最高所は標高千メートルを超す峠であった。いつのことかはっきりしないが、越後の瞽女とその手引きが峠にさしかかったところで、雨が降ってきたのか、日が暮れたらしい。二人は仮の宿りを求めて南の尾根道をたどり、仏岩の麓からいくらも行かない先にオスを見つけた。オスは一見すると片屋根の小屋のように見える。それを泊まりに格好の構造物と思って中に入り、蹴綱に触れたのであろう。クマオスの下敷きになり、二人ながらに圧死した。以後そこは「ゴゼオス」と呼ばれ、地名になった。

原典より

自ら仕掛けたオスに敷かれて死ぬ「円次さんのことは聞いています」第7章「猿は猟師に命乞いをする」は本当かいまでは害獣になりさがる山中でサルの群れと遭遇するサルをあがめる人びと猿神信仰の名残りサルの哀しみ—— 村の奇譚 ― 里の遺風(筒井功・民俗・地誌・現代) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

村の奇譚 ― 里の遺風(筒井功・民俗・地誌・現代)

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