帰路の夕立と半蛇姫の見送り
どんな伝承か
浅野和三郎ら一行が審神者による鎮魂の会を終えて自動車で天王寺まで来ると、それまで晴れ渡っていた空が急にかき曇り、梅田の方角に稲光が二度きらめく大夕立となった。浅野は「半蛇さんのお見送りかな」と語った。梅田駅前の大正日々新聞社に戻り、天津祝詞を奏上し終える頃には再び晴れ上がったが、憑依していた岡本青年が体の異変を訴えたため再鎮魂すると、万代池の主・半蛇竜神が現れ、見送りに雨を降らせたことと、万代池はもとは「半蛇池」という名だったのを人が誤り伝えたものだと告げたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定))
霊界からの賞罰覿面(日本神異見聞伝)/天狗・竜神の憑依と霊界通信/神霊による人生指導/神隠しと予言/各地の神異・霊異見聞