第十話 姿は見えぬ鳶の一と声
どんな伝承か
京都府綾部市の大本教本部を軸とする話。島根県生まれの滝川辰郎は大正四年に東京高等商業学校を卒業し、神道学者筧克彦博士の「古神道大義」に感銘を受けながらも、神を論理的に理解するに留まり、神頼みを弱者の振る舞いだと嘯く血気盛んな青年だった。経済学者福田徳三博士にも強く影響を受け、虚偽を排して真実を求めよという教えに感激したという。この滝川青年が、のちに姿の見えない鳶の一声によって後半生の生き方を一瞬にして方向づけられることになるが、本文はその経緯に至る前で途切れている。
原典より
このところ、何回か石の話が続きました。—— 日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定))
霊界からの賞罰覿面(日本神異見聞伝)/天狗・竜神の憑依と霊界通信/神霊による人生指導/神隠しと予言/各地の神異・霊異見聞