稲生物怪録
どんな伝承か
江戸時代の神道学者・心霊研究者である平田篤胤が著した『稲生物怪録』は、備後三次郡の稲生平太郎の家に起きた怪異——怪音が聞こえ、物が飛び、怪火が燃えるなど——を記録した書で、騒霊(ポルターガイスト)であり幽霊屋敷の記録でもあるとされる。篤胤が校正したのは享保年中、すなわち篤胤の生きた時代より百年も前の出来事の伝承であり、当時すでに通俗の読物としても扱われていたという。井上円了の『妖怪学講義』でもこの書は取り上げられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
第四の世界―心霊現象のなぞをとく(田中千代松・1950年代~1960年代)
透感力と予言(第四の世界)/精神感応・テレパシー/天来の声と超感覚的知覚/予知・念力の事例/心霊現象のなぞをとく