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今泉

所在地佐賀県杵島郡白石町大字今泉
年代昭和三十五年
登場八木京子、庄八、親戚
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

昭和三十五年十月十一日の朝、佐賀県杵島郡白石町今泉で父が最期を迎えた。親戚の庄八じいさんが「時あかり」だと言い、みなに別れを言わせた。父は幼い弟妹は起こさなくてよい、七人の子は心配ないが京子だけは心配で死にきれん、と兄や庄八じいさんに頼み、もう医者は迎えなくてよいと言って目を閉じた。中学生の弟が自転車で医者を迎えに走ったが、その自転車のライトが突然消え、同じ頃、長崎県佐世保市にいた伯母が胸騒ぎで気分が悪くなった。父の死亡時刻は朝方五時十分で、それらと一致したという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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