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哲学堂前の電話ボックスと首なしライダー

所在地東京都中野区松が丘(哲学堂)
年代現代
登場松谷あけみ
出典現代民話考 ― 偽汽車

どんな伝承か

喫茶店で、中野区の哲学堂の前にある電話ボックスの話が出た。中で二人の男が受話器を分け合うようにして話していたのに、通り過ぎて振り返るとひとりしかいなかったという。それを聞いた友人が、あそこは昔、女が自殺した場所だと言い、バイクで走ってくると背後に誰かがつかまっている気配がしてバックミラーには女が映り、目をそらしてもう一度見ると消えていたという話を付け足した。さらに別の者が、頭のない黒い革ジャンの男がバイクを走らせるのを大勢が見ていると語った。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)

松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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