四十万円の仏像を勧めた密教の坊さん
どんな伝承か
貿易商のMさんは円高のあおりで行き詰まり、事務員を解雇し事務所も引き払っていた。妻にすすめられ、げんなおしのつもりで、一週間の断食と山ごもりでマスコミ報道もされたという東京・練馬区の江古田に住む密教系の坊さんを一人で訪ねた。名を書かせただけで坊さんはすぐ祈禱に入り、先祖の供養が足りずご先祖が怒っていると告げ、ありがたい阿弥陀仏を祀るよう言って四十万円を求めた。車を売ればつくれる金額だと迫られ、Mさんはついに念の入った仏像を買ってしまう。
原典より
* 目にもあざやかなトリックさまざま* 素人療法のバカバカしさと恐ろしさ* **第二章:霊能力とはどんなものか**――「霊」と呼ばれるものを正しく理解しよう* 霊能力者とはどんな人のことをいうのか*…—— インチキ霊能力者にダマされるな(松林秀豪・霊感商法・批判・現代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
インチキ霊能力者にダマされるな(松林秀豪・霊感商法・批判・現代)
第一章「こんな手口でダマされた」を中心に、幻のワラで掴んだ不幸の実例、水子霊を持ち出す悪徳霊能力者、誓約書で責任逃れ、地縛霊の脅しで土地を半値で売らせる、暴力団とツルんだ霊能力者など、霊感商法・インチキ霊能力者の詐欺手口を被害実例とともに暴露。さらに見破る十カ条・浄霊とアフターケアまで、各事例の冒頭に【日付】【場所】【人物】【状況】マーカー付き(多くは否定的・迷信打破/詐欺告発)で網羅した霊感商法批判書。