三宝寺池の底に沈む金の鞍
どんな伝承か
練馬区の石神井公園に隣接する三宝寺池には、金の鞍が沈んでいるといわれる。石神井城跡の森へ続く池で、梅雨に溢れず旱にも涸れない静かな水面だという。この一帯は源平の昔から豊島氏が領していたが、九代目の泰経が敵方に味方したとして太田道灌に攻め滅ぼされた。泰経は宝物を奪われるのを嫌い、代々伝わる金の鞍を馬に置き、黄金造りの太刀を帯び、金銀をちりばめた鎧兜をまとって、あらゆる財宝を身につけたまま池へ飛び込んだと伝わる。よく晴れた日に池畔の松へ登ると、底に沈む金の鞍が見えるという。
原典より
練馬区石神井公園に隣接する三宝寺池には金の が沈んでいるといわれている。—— 心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集