豊岡での仮設観物場の件の模型
どんな伝承か
大正十五年八月、兵庫県城崎郡豊岡で催された見世物興行の仮設小屋建設に際し、官憲へ提出された「仮設観物場開設願」には、大分県別府市の標本製作所が作った「頭二つ、上は人間、下は牛」という件(くだん)の模型が記載されていた。頭二つが仕掛けなのか双頭のクダンを意味するのかは定かでないが、明治末から昭和前期にかけ、クダンの剥製が見世物として各地で展覧されていたことがうかがえる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
妖怪伝説奇聞(東雅夫・1996年-2004年(取材期間に基づく推定))
魔王の木槌を求めて=稲生物怪録(妖怪伝説奇聞)/稲生平太郎の妖怪変化体験/一ツ目巨人・逆さ生首・化け蝦蟇/三次・比熊山の妖怪伝説/各地の妖怪奇聞