五黄の年に浮上した硫黄島の話題
どんな伝承か
著者は、九星学でいう五黄には数字の五と黄色がつきまとうとして、身の回りの例を並べていく。黄色ずくめの運送会社が汚職事件で世間を騒がせたこと、長年黄色を定色としてきた都電が反対運動を押し切って廃止されたこと、中央分離帯の『中央』という語が九星では五黄を意味すること。硫黄島が話題にのぼったのも同じ理屈だという。硫黄は元素周期律の第六族第三周期に位置し、九星学では五黄に属する元素である。だから五黄にあたる昭和四十三年にこの島のことが取り沙汰されるのは、当然の成り行きだったというのである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
続四次元世界の謎(内田秀男・四次元世界の謎シリーズ・昭和43年~44年頃(1968年~1969年))
本書は、著者内田秀男が蒐集した四次元世界のミステリー現象の具体例と、それらを説明する科学的理論を提示する著作である。前兆現象から始まり、いわくつきの建物における運命の周期性、方位と人間の運命の関連性、九星学の科学的根拠、霊能力の測定可能性、超能力現象、テレパシー実験に至るまで、多岐にわたる超常現象を取り上げている。