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人魂が川を越せば一年生きのびる

所在地岐阜県関市洞戸
年代不明
登場林魁一、報告者
出典日本怪談集 幽霊篇

どんな伝承か

人魂が川を越えるかどうかを気にかけて暮らす人びとがいた。武儀郡洞戸村誌によれば、家から抜け出た人魂が川を越せばその人はあと一年は生きられるが、山を越してしまえばじきに死ぬという。同じ美濃でも、林魁一の報告する美濃太田、今の美濃加茂市のあたりでは、人魂が川を飛び越えたときには、本人はまだ三年ほどは生きていられると広く信じられていた。岡山県の府中町あたりにも似た言い方があり、川をひとつ越せば一年生きのび、手前で落ちればその年のうちに死ぬとされた。命数の目安を川に求める考え方である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))

日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。

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