青梅の堂々めぐり
どんな伝承か
私自身も子供連れで青梅にドライブに出かけ、遊びすぎて帰りが夜になり、道に迷って小一時間も同じところをぐるぐると堂々めぐりしてしまったことがある。青梅のような平坦地はどこも同じような道ばかりで変化がなく、夜になると目印もなくなり、道を聞こうにも家は閉まっている。時間に遅れて焦り、疲労のピークで空腹という条件が重なって、何度も同じ四つ角に出てきてしまった。狐に化かされたという昔話も、こうした感覚遮断による方向感覚の錯乱で説明がつく。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
怪談の科学――幻覚の心理を探る(中村希明・中村希明・精神医学・昭和(精神医学))
幽霊や怪異を脳と心理(幻覚)の科学で解明する。