菊池寛の講演旅行中の襲撃事件(今治市S旅館)
どんな伝承か
昭和十一年一月、菊池寛は毎日新聞社主催の四国講演旅行中、愛媛県今治市のS旅館に宿泊した際に幽霊に襲われたという。深夜、廊下にいた痩せた男が菊池の部屋に入り込み、寝ている菊池の上に馬乗りになって首を絞めようとした。抗った際に男の口から血が流れるのを感じ、菊池は「これは人間ではない」と悟ったという。この宿は地元で知られた化物屋敷で、三年前に肺病で死んだ元の主人の霊だと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
あの世はあった―文豪たちは見た、ふるえた(三浦正雄・昭和50年代(1975年前後推定))
文豪たちの心霊体験(あの世はあった)/遠藤周作・三浦朱門の怪異/海外(フランス)での幽霊/怪音と怨念/あの世は存在するか