八王子城を攻めた武将の生まれ変わり
どんな伝承か
弟である音楽家の家に長男が生まれて三か月ほど経った頃、誰もいない二階から大勢の話し声や階段を上り下りする音が聞こえるようになった。相談を受けた霊能者の船越富起子は、家を調べもせずに原因はこの赤ん坊だと告げる。赤ん坊はテレパシーで、自分は小谷小兵衛蔵人正正勝といい、秀吉の小田原攻めで先鋒大将として八王子城を攻め落としたが、部下ともども討ち死にしたと語ったという。せめてその子孫を幸せにしたいと願って生まれ変わったのだと説明され、二階の物音は武将たちを集めた軍議の音だとされた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう・昭和50年代(1975年~1979年頃推定))
漫画家つのだじろうが見聞した心霊・超常現象の紹介集。両国橋でのUFO目撃、漏電による自宅火災と予兆、映画『リング』のモデルとなった福来友吉博士の念写実験、臨終の母の霊が教室の窓外に現れる別れ、ツタンカーメンの呪い、四谷怪談の実在の田宮岩、現界と幽界をつなぐ家など、幽霊・念写・呪い・UFOにわたる事例を、守護霊や霊界の知識とともに語る。