この海岸では毎年7月に一人ずつ不思議な死に方をする者があり
どんな伝承か
水死事件のあと、津市のこの海岸では毎年7月になると必ず一人ずつ不思議な死に方をする者が出た。腰まで海に浸かって釣りをしていた人が、何かに憑かれたように沖へ沖へと歩いていき、そのまま海中に没して死体すら上がらないという。ある年、同じ目に遭いながら助けられた渡辺小三郎という人は、意識不明のまま「亡霊がきた、亡霊がきた」とうなされ続け、結局亡くなった。新聞は「原因不明の水死」と報じたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう・昭和50年代(1975年~1979年頃推定))
漫画家つのだじろうが見聞した心霊・超常現象の紹介集。両国橋でのUFO目撃、漏電による自宅火災と予兆、映画『リング』のモデルとなった福来友吉博士の念写実験、臨終の母の霊が教室の窓外に現れる別れ、ツタンカーメンの呪い、四谷怪談の実在の田宮岩、現界と幽界をつなぐ家など、幽霊・念写・呪い・UFOにわたる事例を、守護霊や霊界の知識とともに語る。