道祖神はきょうだい夫婦
どんな伝承か
道祖神はきょうだいで夫婦になったという。男のほうが道祖神で、道の神様であった。道祖神が修業に出るとき、母親は身ごもっていた。十七年たって帰って来てみると、その子がきれいな娘になっていた。これほどの娘に巡り会ったことがなかったので、二人は夫婦になった。二人がきょうだいであることが分かったのは、のちのことである。その後、二人は力を合わせて道を守る仕事に専念した。正月になると、松や縄・竹をムラの人にもらって仮小屋をつくり、二人で正月を迎える。一月十四日に小屋を焼き、また次のムラへ行って、そのムラの道を改修するのだという。道祖神をきょうだい夫婦といい、手がからんでいるのもそのためだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
群馬県史 資料編 27(群馬県史・江戸時代~明治時代の記録編纂)