火祭りの炎に写る人間の顔
どんな伝承か
新宿区での話。平成二年一月二十四日、友人と二人で酒を飲んでいたところ、一人のH君が、ある新興宗教が京都で行った火祭りの写真を見せてくれた。見て驚いたことに、燃えさかる炎の中に人間の顔がいくつも写っていた。これはいわゆる不成仏霊が浄化してゆく姿だと、H君は言っていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考・1990年代初期(平成初期))
松谷みよ子『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』を小話単位で全550話収録。心霊写真など写真の怪と、文明開化期の怪異にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明377話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。