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昭和二一年九月のこと

所在地長野県埴科郡坂城町
年代昭和二一年
登場多田ちとせ、おうめ、体験者
出典現代民話考 10 狼・山犬、猫

どんな伝承か

昭和二一年九月、長野県埴科郡坂城町のおうめという近所のおばあさんが、電柱にビラを貼っていた。ビラには「まつとしき聞かば いまかえりこん」という歌が墨で書かれていた。朝食の際に飼い猫のタマへ「食べ物も少ないから片付けなさい」と言った直後にタマが姿を消し、この歌を貼ると帰ってくると聞いて貼ったのだという。だがタマはそれきり帰らなかった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代推定)

松谷みよ子『現代民話考 10 狼・山犬、猫』を小話単位で全541話収録。狼・山犬・猫にまつわる現代の民話・怪異譚(送り狼・化け猫など)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明535話・市区町村判明490話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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