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赤蜂本瓦の乱と八重山征討

所在地沖縄県石垣市字大浜
年代弘治十三年(1500年)
登場赤蜂本瓦、アカブザーと尚真大王の中山軍、長田大主、君南風、真乙姥、赤蜂の政敵・古見に遁れた、久米島の巫女の長・征討船に乗り祈った、沖縄軍の無事の凱旋を祈った巫女
出典定本柳田国男集 第1巻

どんな伝承か

赤蜂本瓦(アカブザホンガワラ)の乱が石垣の島に起こったのは、明応九年の出来事であった。その政敵であった長田大主は古見に遁れて生命を全うし、援を中山に乞うたと由来記に見える。赤蜂征討の船軍には、久米島の巫女の長である君南風を特に乗り組ませ、舳先に立って祈を捧げさせた。それでも四十六隻の中山の兵が石垣の浜に上陸しようとすると、婦女数十人が手に樹枝を持ち、天に号び地に呼ばわって法術を行うかと思われ、味方の士気も頗る沮んだと記してある。しかも大浜の百姓たちは、今もって村の殿内に赤蜂を祀り、赤蜂は死せずの伝説さえ囁かれている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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