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石垣島・瓦兄弟と大瀬の垣

所在地沖縄県石垣市字大浜
年代伝承(八重山神代)
登場西瓦、東瓦の兄弟、部落の長
出典定本柳田国男集 第1巻

どんな伝承か

石垣島の大浜では、西瓦・東瓦の兄弟が祀られている。カハラは久米島の笠末若茶良などのチャラと同じく、また運天の百ぢゃなのヂャナと同じく、部落の長を意味した語であろう。この兄弟二人の瓦の時代までは、八重山には闘争と掠奪のほか何物も無かった。ひとり彼らが相愛して平和の草の庵を結んでいたために、招かざる四隣の男女が来てこの頭目の傍に居を構え、ついに集まって宮良・白保の二村となった。ならば垣を築いて禽獣を防ぐべしと、東は川尻より西は高山まで、仲嵩の霊地を中にして二里の間、初めて五尺の高さに大瀬を積み繞らしたと伝えられる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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