大里の祈禱師と憑き物落とし
どんな伝承か
門司区大里には、大正期から昭和にかけて二、三人の祈禱師がいた。町区の瀬戸某は女性で真言宗であり、大分県西国東郡真玉町の椿の大師様をはじめ種々の大師様を信仰して、失せ物や尋ね事、病気平癒の祈禱をし、憑きものを落とした。割合よく当たるというので、かなりの参りがあったという。北区の石原春夫は毘沙門天の信仰者で、尋ね事がよく当たった。同区の渡辺房江は高野山真言宗の信者で、現在も祈禱をしている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。