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鏡ヶ池の白蛇に懸想された娘

所在地東京都台東区橋場町(鏡ヶ池)
年代元禄の頃(江戸中期)
登場今戸の油屋の娘お柳、番頭長吉
出典江戸傳説

どんな伝承か

浅草橋場町の妙亀塚のかたわらに鏡ヶ池という大池があり、その畔に妙亀弁財天の堂が建っていた。元禄のころ、今戸の油屋の娘お柳が下女を連れて参詣し、池の端で稚児姿の美少年を見初めて恋煩いに陥る。やがて少年は夜ごと枕辺へ忍んでくるようになり、娘は日ごとにやつれていった。不審に思った番頭の長吉が夜更けに窺うと、部屋から白蛇が這い出る。翌晩、雨戸の入口に針を仕込んで待つと白蛇は腹を刺され、血の跡は鏡ヶ池のほとりで絶えていた。お柳は祈祷でいったん持ち直したものの腹が膨れ、多くの蛇の卵を産んだと伝わる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

江戸傳説(佐藤隆三)

佐藤隆三編『江戸傳説』を全42話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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白蛇鏡ヶ池

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