魚を呼ぶ神の夢と津波
どんな伝承か
黒島のハイフタ村に住む漁師が、ビーナシサバという魚を捕らえ、半分を食べ、残りは干して置いた。その夜、漁師は不思議な夢を見る。枕元に神が立ち、干された魚に向かって、明日は波を起こしてやるから、その波に乗って帰ってこいと呼びかけていたという。夢のとおり翌日には津波が押し寄せ、ハイフタの村は跡形もなく流されて全滅したと伝えられる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第15巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第15巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全185話(奄美・沖縄=南西諸島)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。