刀工鬼正
どんな伝承か
宮崎市新別府町の園田には、刀工鬼正の後裔である川崎家がある。鬼正は通称を伝九郎といい、佐土原の剣工鬼道に入門したが、師の死後はその義兄で京都に住む金道に学んだ。金道は鬼正を娘婿にと願ったが、門弟が讒言し、命をねらう者さえ出てきた。そこで鬼正は郷里へ帰り、鍛冶場をつくって刀工の腕を磨いたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第14巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第14巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全75話(熊本・宮崎・鹿児島=南九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。