トップ東京都の伝承台東区

網にかかった黄金の観音像

所在地東京都台東区(浅草寺)
年代伝承(口承)
登場土師真中知、檜前兄弟、檜前浜成、檜前武成、勝海上人、漁をしていた兄弟の一人、本堂を再建し像を秘仏とした僧
出典日本伝説大系 第5巻

どんな伝承か

寺伝によれば、創建は推古朝三十六年にさかのぼる。村長の土師真中知と、檜前浜成・武成の兄弟の三人が、風の穏やかな日に隅田の海辺で漁をしていたところ、網に黄金の観音像がかかった。三人はこれを縁と受けとめ、草葺きの仮屋を建てて像を安置したという。本尊は一寸八分の小さな像である。大化年間に勝海上人が本堂を建て直した際、この像は絶対の秘仏と定められ、厨子の扉は固く閉ざされた。以来千年あまり、堂の奥の闇に置かれたまま、その姿を見た者はいない。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

種別から探す

観音浅草寺秘仏黄金仏

台東区の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本伝説大系 第5巻』の伝承