鉄の蓋を持って逃げる赤猫
どんな伝承か
余所国では、赤猫は三年たつと踊り出す、そして飼い主をねらうようになる、と言い伝えられている。あわせて、鑑子の蓋は木で作るものだ、とも言う。三年目に踊り出した赤猫を、気味悪がった主人が叩こうとすると、猫は鑑子の蓋を持ち出して逃げてしまう。もしその蓋が鉄でできていれば、鉄砲で撃っても弾は通らないからだというのである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第12巻』所収の「文化叙事伝説」全139話(香川・徳島・愛媛・高知=四国)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。