亀が十八個の貝を運んだ弘田家
どんな伝承か
押岡の弘田家に伝わる話。先祖の道安という人が、子どもたちにいじめられている亀を譲り受け、家へ連れ帰って酒を飲ませたうえで逃がしてやった。それから六年の後、その亀が背に十八個の貝を載せて、弘田家の門前ほど近い浜へ現れる。道安は貝を受け取り、返礼に酒をふるまって亀を送り出した。以来、この家は運が向いて栄えたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第12巻』所収の「文化叙事伝説」全139話(香川・徳島・愛媛・高知=四国)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。