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しめ縄を切られた八乙女山の風神

所在地富山県南砺市(八乙女山)
年代伝承(口承)
登場泰澄大師、石黒太郎光慶、綽如上人、風神堂を建てた僧、しめ縄を切った武士、堂を建て経を納めた僧
出典日本伝説大系 第6巻

どんな伝承か

昔、泰澄大師が井波の八乙女山の頂に風神堂を建て、風神を鎮めた。おかげで百姓たちの苦しみは収まり、人々は喜んでいたという。ところがその後、石黒太郎光慶という武士が山に登ってしめ縄を切ってしまい、礪波の地方は荒れ狂う風に見舞われた。明徳元年、綽如上人がこの地へ来て八乙女山に登り、堂を建てて浄土三部経を納め、四方を拝んで山を下りた。それからは大風が吹かなくなり、人々はその堂を不吹堂と呼んでいるという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第6巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第6巻』所収の「文化叙事伝説」全44話(福井・富山・石川=北陸)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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