沖村日吉社神主の家祈禱
どんな伝承か
徳重の家祈禱は、沖村の日吉社の神主が行っていた。日取りは二月の初午祭りの日で、一四、五軒を廻っていた。家人は神棚に神酒と野菜類などのお供えをし、神主は御幣で祓って除災の祈禱をした。ただし家祈禱札は出さなかった。沖村日吉社の神主が徳重の家祈禱を行っていたのは、昭和五十年ごろまでのことであった。西春町では法印や神主、住職が家々を廻る家祈禱が広く行われていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異(西春町(編)・西春町史・自治体史(民俗))
『西春町史 民俗編2』第四節ほか所収の霊と神・祈禱・怪異・地名伝説。愛知県西春町(現北名古屋市)に伝わる信仰と怪異を採録する。