源頼政のアブミ池・カブト塚と頼政神社
どんな伝承か
源頼政が戦に来て休んだ所といわれる頼政様は、まわりを田んぼに囲まれてぽつんとあり、花柳界の人がよく参りに来た。供えられた金やまんじゅうはベットウ、つまり取って持ち帰らなければならないとされていた。頼政があぶみを洗ったというアブミ池、かぶとを埋めたというカブト塚もある。酒屋からの通りは頼政通りと呼ばれ、頼政を祀る頼政神社が建つ。敵に首を取られないよう、かぶとなどを埋めたのだと言い伝えられている。
原典より
西川酒屋からの通りを頼政通りって言って頼政様をまつった頼政神社がある。—— 竜ケ崎市史民俗調査報告書4(竜ケ崎地区)――伝説・世間話(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
竜ケ崎市史民俗調査報告書4(竜ケ崎地区)――伝説・世間話(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書)
『竜ケ崎市史民俗調査報告書4(竜ケ崎地区)――伝説・世間話』は、竜ケ崎市史の民俗調査報告書のうち、第七章「口承文芸」の伝説・世間話を収めたものである。竜ケ崎地区で聞き取った狐のお産や狐に化かされた話、狐憑き、幽霊屋敷、生まれかわり、家の主の蛇、龍ヶ崎の大火、首吊り榎、神木のたたり、源頼政の旧跡、鏡田などを、話し手の口調のまま載せる。話の末尾には多く話者の町名と性別を記し、生年か採録日を添える。昔話の一部には「大成」の話型名を付す。