神風講伺いへの県令指令
どんな伝承か
中道の善勝寺には、釈利勝の筆記による神風講の資料が軸装されて伝わる。それによれば、神風講を結んだことでいろいろと差し障りが生じたため県庁へ伺いを立てたところ、指令が下されたという。指令は、本庁において強いて誘うなどのことを申し達す謂れはないからなお取り調べるべきだが、めいめいが自分の奉ずる宗旨に安んじたうえで他に及ぶこと、もし人民の紛議を生じるようなことがあれば、それぞれ処分の方法があると心得よ、という趣旨である。これは吉井村にある受得寺の願い出に対するもので、新潟県令永山盛輝の印がある。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。