橋場の庚申は貸借嫌いの神
どんな伝承か
柏崎市橋場の庚申講では、庚申の日にいくつかの禁忌がある。まず同衾の禁があり、この日に孕んだ子供は成人にならないうちに死んでしまうといわれている。また庚申様は貸借の嫌いな神様であるから、物品の貸借は一切許さないという。一方で庚申様は作神だといわれ、たとえ日照り続きであっても庚申日には三粒でも雨が降るものだといい、供え物をすれば何倍にもなって戻ってくるという一粒万倍の考えがある。延命長寿の利益をもたらし、災難除けの神様ともいわれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。