庚申日に魚を食べると口が曲る
どんな伝承か
柏崎地方では庚申の日は精進潔斎する日とされ、この日に魚を食べると口が曲るといわれた。庚申日の禁忌でもっとも普遍的なのは男女の同衾の禁で、庚申の日に交合すると罰があたる、この日に妊娠した子は盗人になる、庚申生まれの子は猿のように悪賢いなどとも語られた。橋場の庚申講「オカネさん」では六人ほどの講員が精進料理で会食し、丑の刻に天竺から庚申様が降りてくるのを待って勤行をしたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。