庚申の日照りでも三粒の雨
どんな伝承か
柏崎地方では庚申様は作神だとされ、たとえ日照りが続いても庚申の日には三粒でも雨が降るものだと言い伝えられた。庚申様に供え物をすれば何倍にもなって戻ってくるという一粒万倍の考えに基づき、講員は春には豊作祈願、秋には豊穣感謝を込めて尾頭付きの魚や米、野菜を普段より多く供えた。庚申様は延命長寿や災難除けの利益もあるとされ、供えた団子を食べると身体が丈夫になるとも信じられていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。