眉間に墨で二つの玉を書く宮参り
どんな伝承か
生児は男の子なら五十日、女の子なら五十一日でオビヤがあけ、はじめて氏神へ参って氏子入りをする。これを宮参りといい、オブギを着せられた生児は母親や孫婆さんに抱かれて産土様へ参り、賽銭やローソク、洗米、赤飯、米の粉のダンゴなどを供える。吉尾では、米の粉のダンゴを神前に供えたうえで、「エンノコ エンノコ」と呪文を唱えながら、生児の眉間に小さな丸い玉を二つ、墨で書いたという。笠島では十二社の七柱の神に白餅を一箸ずつ供えるなど、作法は土地ごとに異なっていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。