雷除けの遠くの桑原
どんな伝承か
伊勢崎市域に伝わる呪術の一つに、雷除けのまじないがある。雷が鳴り出したときには、節分の豆を食べ、蚊帳の中に入って「遠くの桑原」と唱えると、落雷を免れるという。俗信は予兆・卜占・禁忌・呪術・民間療法の五つに分類されるが、この雷除けはそのうち呪術に属するものとして伝えられている。ほかにも六三除けや厄病除けなど、呪術的な民間療法が数多く言い伝えられており、この地域の生活に根ざした信仰の一端をうかがわせるものとなっている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説(伊勢崎市(編)・伊勢崎市史・自治体史(民俗))
群馬県『伊勢崎市史 民俗編』所収の俗信と伝説。