校倉の鬼
どんな伝承か
京都・山科を舞台にした「校倉の鬼」の物語の導入部。文徳帝の第四皇子惟仁親王(のちの清和帝)の誕生前後、京で奇妙な童謡がはやっていたころ、京のはずれ北山科にある倉庫(校倉造り)で、貴人の娘が鬼に食われたという噂がひそひそと語られていたと伝える、鬼にまつわる古典的な怪異譚の導入である。この後、鬼にまつわる怪異の顛末が語られていく構成になっている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の妖怪(早川純夫・早川純夫・妖怪史・昭和)
早川純夫『日本の妖怪』。神話時代から江戸まで、日本の妖怪と妖異を歴史の流れに沿って描く。