大人の足跡が残る讃岐富士
どんな伝承か
坂出市・丸亀市・飯野町にまたがる飯野山は、讃岐富士とも呼ばれる美しい山である。昔、オジョモという大人がこの山と青野山に両足をかけ、瀬戸内海の水を飲んだといい、頂の岩にはその足跡が残る。讃岐平野の窪んだ土地や小ぶりな山も、巨人が地団駄を踏み、踏みつけた跡だと語られる。また孫太郎という男が飯野山と二子山をひとまたぎしたので、両方の頂に足跡が残ったともいう。
原典より
坂出市、丸亀市、飯野町にまたがるこの山は、讃岐富士とも呼ばれる美しい山。—— 新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗))
香川県(讃岐)の昔話と伝説を網羅する。第一章昔話は、炭焼長者・天道さん金の鎖・狐女房・大歳の火・産神問答(虻にのみ/滝の宮のヨサの宮さん)・親棄山・童子丸・弘法機・継子話・お大師さんとぼた餅・物言う亀・米倉法師・猫又・こぶ取り爺・屁こき爺・蛇聟入・かにの報恩・浦島太郎・竜宮童子・肉付面・子育て幽霊・鷲の育て子・亀の聟入など五十九話を語り手付きで収める。