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狐に化かされた話

所在地神奈川県平塚市
出典平塚市史民俗調査報告書 6(大野)

どんな伝承か

平塚市の大野地区で集められた世間話のなかで、もっとも数が多いのは狐にまつわる話で、八十三話のうち三十話にのぼる。そのうち狐に化かされたという話は十四話あり、ほとんどは狐にあちこち連れ回された話か、持っていたご馳走を狐に取られてしまった話である。なかには、乾いた畑を水の中だと思い込まされ、「おお深い、おお深い」と言いながら畑の中をうろうろ歩き回ったという話も四つ伝わっている。

原典より

畑を水の中と間違えて「おお深い、おお深い」と歩き回った話も4話 (№1〜4)あった。—— 平塚市史民俗調査報告書 6(大野) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

平塚市史民俗調査報告書 6(大野)

『平塚市史民俗調査報告書 6(大野)』は、平塚市大野地区の民俗調査報告のうち、第八章「口頭伝承」の冒頭を収めた抜粋である。十五人の伝承者から聞いた話の概況を述べ、四之宮・八幡・真土・南原・中原で採った昔話十五話を、カセットテープから翻字した語りのまま地区と話者名を添えて載せ、『日本昔話大成』による話型一覧を付ける。世間話は狐などの動物、神仏・水・火の怪異、村と人の話、須賀の頓狂話に分けた解説までで、各話の本文と伝説の節には及ばない。

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