上五明・船頭の死んだ夜の光
どんな伝承か
坂城町上五明で、昭和の初めごろの夏の夜のことである。村はずれの橋で大勢が涼んでいると、南西の空がボーと明るくなり、上空へ流れ星のように輝いたものが昇って行くのを見た。その日は、千曲川の渡船場の船頭が死んだ夜であったという。同じ怪異の項には、上五明で禁煙会の寄り合いに遅れた青年が、公民館附近の電灯の下に青光りする玉がフワリと動いているのを見て青ざめて飛び込んで来たことなども併せて報告されている。
原典より
明治五年(一八七二)の年取りの晩のことである。—— 坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌・自治体史(民俗))
『坂城町誌 上巻(自然編・民俗編)』所収の伝説。長野県坂城町に伝わる村上義清ゆかりの伝説を採録する。