水難を告げた三夜さまのおみくじ
どんな伝承か
惣新田のある家の長男が、三つになった年のことである。三夜さまの祭でおみくじを引いたところ、男の子が舟から落ちてアップアップしている絵が出た。そのときは変わったおみくじだと思っただけで、たいして気にも留めなかった。ところが三日の後、その長男は新利根川に落ちて死んでしまった。あのおみくじは、川に気をつけよという教えだったのだろうと語られている。
原典より
ある家の長男が三歳の時だった。—— 利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説(利根町(編)・利根町史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説(利根町(編)・利根町史・自治体史(民俗))
『利根町史 第4巻(通史・民俗編)』第一章所収の民話と伝説。茨城県利根町の文・布川・文間・東文間各地区に伝わる口承を採録する。