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入出村など遠江各地の御札降り

所在地静岡県湖西市入出
年代1867年(慶応3)8月16〜29日
登場入出村庄屋杉浦治郎八ら
出典ええじゃないか始まる

どんな伝承か

慶応三年八月、遠江の各地で御札降りが相次いだ。十六日に浜名郡入出村、二十六日に引佐郡鶴代村、二十七日に豊田郡西藤平村、二十九日に浜名郡恒武村と有玉下村で御札が降り、下旬には志太郡一帯にも及んだ。日にちを特定できないものとして浜名郡松山新田村・浅羽村、佐野郡領家村などがある。このうち降札の内訳が記録されているのは入出村だけで、七枚のうち三枚が秋葉札であった。入出村庄屋杉浦治郎八の「諸願御用留」による。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか始まる(田村貞雄・現代(歴史研究))

歴史学者・田村貞雄による、1867年(慶応3)の民衆運動『ええじゃないか』の起源を三河地方の御札降りから検証した歴史研究『ええじゃないか始まる』。伊勢神宮などの御札(御祓)が空から降る『御札降り』を発端とするこの運動の最初期を、従来説より早い7月中旬の牟呂村(豊橋)に特定。神職の記録『留記』を分析し、慶応3年7月14日大西村での御札降り、子と妻の死、宮司森田光尋による『二夜三日正月』の決定と開始、各地への祭礼の波及を辿る。

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